ハチロクトレノ号の右のリヤショックのオイルが漏れてます。
かなり前から漏れてました。
最近はまったく効いていないのを実感してましたが、そのまま乗り続けていたのでした。
倉庫を探すと何セットか出てきました。
ノーマルストロークの物は使うつもりが無いため、1本だけ比較のために持ってきました。
一番上がカヤバのNewSR、何でNewSRがあるのかは不明です。
減衰力がノーマルに近いのでハチロクではあまり使われないショックです。
真ん中の緑のショックがTRDの48531-TA481
ラリー用のショックでhatも使ったことはありません。
一番下が定番のTRDの48531-AE831
レース用ショートで今使っているのと同じになります。
右のリヤです。
オイルで真っ黒。
これでもタイヤを春と秋に替える時にはスチームで綺麗にしてたんです。
オイルが出てくるって事は少しは効いてる証拠かなと気休めしてました。
作業自体はトランクの中のダブルナットを外して、上の写真のショック下部の14mmのボルトを外すだけなので楽勝
外したショックも並べてみました。
何で黒いのかと思いましたが、一部塗装が剥がれてブルーが見えてます。
型式も48531-AE831でTRDのレース用ショートで間違いありませんでした。
本当にすごいことになってます。
ロッドに傷が付いていて、オイルもガスも出てしまったのでしょう。
全く効いていませんでした。
スチームで洗ってみました。
綺麗にしないと触れない。
洗ってみると後ろ側半分が黒く塗装されてます。
hatも中古で使ったので詳しくは分かりません。
ただ、ハチロクが新車で買えた頃や、その後しばらくの間は車の改造に対して非常に厳しい時代でした。
大体GTVは14インチを履いていたけど、APEXは標準が13インチのため14インチを履くと捕まったのです。
当然車検も通りませんでした。
その時代でもショックの交換は認められていたので、違法では無かったのですが、純正と明らかに違う色のショックだと煩いことを言うディーラーがいたり、余計なところまで詮索されたりすることがあった為、結構みんなシャシブラック等で黒くして目立たないようにしていたのでした。
このショックもそういう意味で塗ったのでしょう。
いつの時代だよ!
抜けて当然ですね。
その当時、白バイもハチロクを見たら必ずUターンして追いかけてきました。
別になにもしてないのですが、整備不良のキップをかなりの確立で切れたためでしょう
結局、ラリー用のショートは使ったことが無いため、緑のラリーショックを入れてみました。 軽く試運転した感じでは中々グッド。
そういえば昔、調整の無いラリーだかダートラだかのショックを入れたことがありますが、大変だったのを思い出しました。
レギュレーション上サスを替えられない為、ショックにサスの機能をもたらしたものです。
単純に固いだけ。
ジャッキダウンした時は通常タイヤが接地してからもショックは縮まってきますが、そのシヨックはタイヤが接地するともう縮みません。
ショックだけで車高が上がる。
峠ではノーズダイブしないためフロントに加重を掛けられません。
普通に走るとアンダーの嵐。
どう走るかと言うと、最初から横を向いて突っ込むしか無いのです。
昔は夜な夜な峠に行ったものですが、最近は早寝早起きの規則正しい生活(歳をとっただけ)を心がけてます。