昨日の続きです。
測定は終わっているので後はバラすだけ。
バラす前にタガネでベアリングキャップに合わせマークを打ちます。
LSDが組んであるはずなのに何故合わせマークが無いんだ?
エンジンでもそうですが、ベアリングキャップは元々一体の物なので同じ場所に取り付けるのが基本です。
(違う位置に付けて壊れたという話は聞いたことはありませんが
普通に外していきます。
写真を撮ったあとメガネでは緩まなかったのでスピンナで緩めました。
キャリアと分離できました。
キャリア単独になったので、裏返してピニオンギヤの起動プレロードを測定します。
基準値 4~6kg
測定値 2kg
基準値より軽い!
でも今回はLSDのオーバーホールなのでかまいません。
中途半端に触るとプレロードだけでなく、ピニオンギヤがスラスト方向に移動するので歯当たりもすべて変わってしまいます。
調整が大変なのでそのままいきます。
リングギヤにもタガネで合わせマークを入れます。
プラスチックハンマーとブラスバーを使いながらリングギヤを下にずらしていきます。
リングギヤが外れました。
もう一度バイスに挟んでLSDのプラスネジを緩めます。
分解終了
プレートには滑った痕がありました。
TRDのリペアーキットとサイドベアリングを注文したので、部品が来てから組み付けに入る予定です。