LSDの組み付けの続きです。
LSDをキャリアに組み込みます。
カラーとベアリングキャップも取り付けてまずは仮組み
一度ベアリングキャップを締めた後に緩めます。
SSTが無いので金切りバサミでアジャスティングナットを締め込みベアリングを落ち着かせます。
ここからがハチロクのデフを組む一番大事なところです。
左右のベアリングのアジャストナットを回しながらバックラッシュとプレロードの良い所を探します。
基本的にプレロードはナットが重くなってから1~1.5ノッチ分締めこんだ辺りで良いはず。
バラした時と同じく手の感覚でバックラッシュを調整したらダイヤルゲージを当てて確認します。
ベアリングが新品なので少し狭めに調整しました。
基準値 0.13~0.18
調整値 0.13~0.15
リングギヤの数箇所で計るため多少の違いが出てしまいます。
再度ベアリングキャップを規定トルクで締め付けます。
規定トルク 700~900kg
900kgで締め付けました。
再度バックラッシュの確認をします。
問題なし。
キャリアをひっくり返してプレロードの測定。
ピニオン単体のプレロードが軽かったので、総合プレロードもやや軽めになりました。
ただ、サイドベアリングが新品なのでサイドベアリング単体は重めにセットしました。
再度キャリアをひっくり返して歯当たりのチェック
光明丹を数箇所に塗ってよく回転させます。
なかなか良い当たりをしています。
最後にロックプレートを取り付けて終了
はじめはあまり気が進みませんでしたが、やってみたら昔を思い出して結構気合が入って楽しかったです。
hatはメカの方が向いているのかも?