前回スライドピンが固着していた左リヤのキャリパーを外しました。
この前、右をやったばかりなので問題は無いでしょう。
まったくビクともしないので、スライドピンの裏の蓋を外してラスペネを吹きかけて暫く放置。
やはり右と同じく動く気配がありません。
工場へ持っていってバイスとプレスの前でひと悩み。
何故か右と同じ方法が使えません。
結局バイスでキャリパーとトルクプレートを挟み、強制的に縮める方向にスライドさせました。
結果、写真のようにスライドピンの裏側にボルトの頭出現。
ボルトを緩めます。
ボルトはスライドピンの中を通っていて、こちらは固着してません。
なぜなら前回のオーバーホール時にワコーズのグリスを塗って無かったから(あっ書いちゃった)。
ボルトが取れました。
ボルトが抜けると、キャリパーとトルクプレートが分離できます。
あとはキャリパーに残ったスライドピンを抜くだけ。
今回はキャリパー単独なのでプレスを使うのに頭を悩ませません。
凄く単純にスライドピンの下側にピンが抜ける大きさのパイプを当てがい、上からピンを押すだけです。
ピンが抜けました。
右と比べてパッドもローターもキチンと当たっていた分、完全固着でなくブレーキを踏んだ時に少しは動いていたのかも知れません。
固着はしていたものの、虫食い等も無く磨けば大丈夫そう。
バフ掛けをして磨いた後、100番、400番とペーパーを掛けてピカピカ。
ピンが入るキャリパー側もドリルに回転タワシをセットして磨きます。
こんな感じで、(おめでとうございまーす)(いつもより余計に回わしております) 染之助、染太郎師匠風に。
同じく100番、400番と磨いてピカピカ。
キャリパーを付けて終了。
あれっキャリパーのオーバーホールキットが片側余ってる。
まあいいや、そのうちやろう。