電動ファンとスターターのリレーが綺麗に収まりました。
緑の線はビリオンのVFC-PROからの電動ファンコントロールの線で、まだ仮付け。
この時点では本当に電動アァンが動くか分りません。
動かなかった時の保険の意味で純正のカップリングファンはそのままで電動ファンに配線を繋いでテスト。
カップリングが動くとラジエータが冷えてしまい、電動ファンの作動温度まで上がるのに時間が掛かるので必殺の強制ファン殺し。
ファンとシュラウドをガムテで固定してしまいます。
肝心の電動ファンが作動温度になっても動き出しません。
作動温度になる前となった後にどのような信号(電圧)の変化があるのか確認。
何も変化がありません。
前にも書きましたが、メーカーの説明書には車種別の配線方法が書いてあるだけで配線図が無いので原理が分らないのです。
ただトヨタの古い車(AE92とか)は水温スイッチを外すとファンが回ったので(安全のためリレーが動いている時だけファンが止まる)逆回路のリレーを作らなければいけないのか。
色々点検をしていたら、室内でアースに繋いでいる配線と導通する事が分りました。
もう一度配線の組み合わせを替えて点検。
念のため関係の無いスターターのリレーは外してあります。
回りました!
もう一度汚い配線図を書いてみました。
要はアースに落としていた電動ファンリレーの線を電源に繋ぎ直せばオーケー。
でもやっぱり分らない配線をいきなり電源に繋ぐことは恐くて出来ないため、仕方の無い回り道だったと思うことにします。
3本をハンダで留めてありましたが1本追加。
結構な太さのハンダの塊になりました。
。後は単純にファンを交換して終了。
おなじみ純正のファンとシュラウドです。
エアコンは外してあるのでベルトは1本だけ。
シュラウドを外しました。
この頃の車は当たり前にカップリングファンですが、ラジエータとファンはこんなに隙間が開いてます。
効率が悪いのは一目瞭然。
ファンを外してプーリーだけ元に戻します。
スプリングワッシャをダブルでかって締め付け。
ちなみにトレノ号はワッシャは無しでも問題ありません。
外したカップリングファンとシュラウド。
今までご苦労様でした。
もう二度と使うことは無いでしょう。
hatの手元に来てから18年間使い続けました。
電動ファンを着けて終了。
今回AE92の解体車から外したファンは錆びていて見栄えが悪かったので、カリブの解体から外しました。
カプラーも取り付けも違いますが、どうせ加工するので関係ありません。
走行してみると別段変化はありませんが、VFC-PROの表示温度とオオモリの水温計の表示が大分違ってます。
大体大差なく合った所で決めました。
VFC-PROは純正の水温計から取ってるのでヘッドの後ろ側の水温。
オオモリはアッパホースから取ってるので少し違って当たり前ですから。
夏場になる前にラジエータとシュラウドの間にスポンジテープでも張っておけば完璧。