ハチロクトレノ号のデフからオイルが漏れ始めました。
普通デフのオイル漏れは、
滲みに泥などの汚れが付いて発見と言うケースが多いのですが、
トレノ号は駐車した場所から動かすと直径10cm位の
オイル溜りが出来る程のオイル漏れ。
リフトで上げてみるとコンパニオンフランジから漏ってて、
プロペラシャフトと共に回転するので周辺に飛び散ってました。
マフラーからも滴が垂れるほど飛んでるので、
早急に直さないとヤバそうです。
こちらは右リヤのバックプレートの裏。
これが滲みに汚れが付いている状態の方です。
これは前から知っていたので、
定期的にスチーム洗浄をして誤魔化してたのですが・・・
このアクスルシャフトのオイルシールも
ついでに交換する事にしました。
作業に入る前に、これだけジャジャ漏れした原因を考えます。
思い当たる事は、半年前にデフに入れた添加剤・・・
アタックレーシングのX1です。
直接電話してオイル漏れの可能性について尋ねました
当然のように答えは、
(基本的にオイル漏れにはならないが、
稀にオイルの浸透性が高くなり滲む事はありえる。
ただ、もう入れない方が良いでしょう)
まあこちらとしても、
他に同じような現象が起きているかの確認程度だったのですが、
予想通りの答えでしたw
心配なのは、オイルシールを替えても添加剤のせいで、
直ぐにオイル漏れ再発と言う状態。
でも滑りかけのLSDが何とか
持ち直したような印象を受けます。
この手の物に評価の厳しいhatですが、
今のところオイル漏れが無ければ良さそうと言う評価を
しても良さそうな気がします。
そして、分解に入ります。
プロペラシャフトとコンパニオンフランジに
マイナスドライバーで合わせマークを付けている所の写真です。
プロペラシャフトを外します。
どうも光の関係で写真が上手く撮れませんでした。
見にくい写真があるのはお許し下さい。
このコンパニオンフランジがオイルを撒き散らすため、
隣にあるマフラーからもオイルが垂れていたのです。
ここからが大変な作業。
トルクレンチでバックラッシュ内でドライブピニオンの
起動トルク測定。
車上では非常に測りにくい。
ロックナットのカシメを取ろうとしましたが上手く取れないので、
インパクトレンチで一気にナットを緩めてしまいました。
そしてコンパニオンフランジが取れました。
あとはオイルシールを取りだけですが、 これが硬いの何の。
コジってるのでオイルシールはボロボロになってきましたが、
取れる気配が無いのです。
この日の作業はここで終了。
時間の合間に作業しているので、いつの間にか辺りは真っ暗
明るくなってから対策を考えます。